デンタルフロスの大切さ
- 2024年7月1日
- 予防歯科
こんにちは、藤原歯科医院です。
梅雨明けが待ち遠しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
うっとうしい天気が続く日々こそ、爽やかな気持ちで過ごしたい!…ということでまずは、お口の中からスッキリさせましょう 。
今回はハブラシ以外のケアアイテム「デンタルフロス」についてお伝えします。
皆さんはデンタルフロス(糸ようじ)を使ったことはありますか?
デンタルフロスとは、弾力性のある細いナイロン繊維からできています。
ハブラシでは取れない歯と歯の間の汚れを取るための道具です。
歯と歯の間はハブラシの毛先が届きにくく、ブラッシングだけではプラーク(歯垢)や食べかすが残り、むし歯や歯周病が発生しやすい場所です。
歯と歯の間のプラーク(歯垢)は、ハブラシだけでは60%程度しか取り除くことができません。
いつものハブラシにプラスしてデンタルフロスを併用すると約80%ほどまで取り除くことができます。
ですが、日本ではデンタルフロスをよく使う人の割合は半分以下と言われています。
スウェーデンやアメリカなどの歯科治療先進国では半分以上の方がデンタルフロスを使っているというデータもあります。治療費などの違いもありますが、デンタルフロスは虫歯や歯周病の予防にとても効果的です。
現在、日本の成人の約8割が歯周病にかかっています。
歯を失ってから後悔しないためにも、デンタルフロスの正しい使い方を覚えて、使用を習慣付けることが大切です。
それでは、当医院で取り扱っているデンタルフロスをご紹介します。
Fluorfloss
Fluorflossは細かな繊維の1本1本が、ちりちりうねる”アフロ加工”になっているので、歯ぐきの中に潜む隠れた細菌が、しっかり絡みつきます。
またフロスの糸は、繊維とファッションの街のイタリアミラノ製。
高品質で大きな素材だから、使用中に切れることがなく、唾液の水分で384本の繊維がフワっと広がります。
歯茎に優しくあたるので、傷つけません。
歯茎の中の細菌の取るために作られた唯一のデンタルフロスです。
ルシェロフロス
ルシェロフロスは髪の毛の約1/100の細さの極細繊維であるマイクロファイバーを採用しています。
とても柔らかくしなやかな使い心地なので、従来のデンタルフロスで痛みを感じる人も安心してお使いいただけます。
歯肉への優しさやプラーク除去の効果がより強いのが特徴のアンワックス。
歯間への挿入のしやすさや耐久性がより強いのが特徴のミントワックス。
ご自身の用途に合ったルシェロフロスをお選びください。
DENT.EXウルトラフロス
使いやすさを追求したY字型デンタルフロスです。
フロスにわずかなたるみを持たせることで、束状の繊維が歯面に巻きつくように広がり効果的にプラークを除去します。
Y字型のホルダーは丈夫で持ちやすく、操作性に優れた独特のY字ホルダーです。
水で洗って繰り返し使えるので経済的です。
FLOSSY
子供専用フロスです。
FLOSSYには子供が大好きなイチゴ、ぶどう、オレンジ、りんご、マンゴー、バナナの6種類のフレーバーが付いていて楽しく使用できます。
また1つ1つ個包装パックになっているので衛生的です。
小さい頃からFLOSSYを使えば歯間清掃の習慣がついて、大人になっても歯磨き習慣が身に付きます。
スーパーフロス
糸通しとフロスが一体化になったもの。表からの挿入が出来ない場合やブリッジのダミーの下部分などに有効。唾液に触れてスポンジ状に膨らみ効率よく清掃が可能です。
デンタルフロスは正しく使えないと、歯垢やプラーク除去効果が得られず、むやみに歯茎を傷つけしまいます。デンタルフロスの選び方や使い方に不安がある場合は、当院の歯科衛生士がアドバイスいたしますのでお気軽にご相談ください。
自宅でのセルフケア、そして定期的な歯科検診でいつまでも健康な歯と歯ぐきを手に入れましょう!