お口のケガと応急処置|藤原歯科医院|神戸市垂水区学が丘の歯科・歯医者

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お口のケガと応急処置|藤原歯科医院|神戸市垂水区学が丘の歯科・歯医者

お口のケガと応急処置

梅雨も明けて、7月になりこれから、夏本番です。暑くなると、水分が不足しやすく、脱水になりやすいので、細目に水分補給をお願いします。

 

さて、今日は、お口のけがについてお話します。

転んだり、ぶつけたりして歯が欠けたり、抜けたりすることもあるかもしれません。

そんなとき、すぐに歯科医院に行けない場合もあるかと思います。そんな時の応急処置をご紹介します。

 

(歯が欠けたとき)

NG 接着剤で無理につけない。

  うまくつけることができない上に、治療の妨げになることがあります。

  神経を傷つける可能性もあります。

 

OK 出血があれば、圧迫して止血

   刺激少ないぬるま湯で、やさしくうがいをして口の中を清潔にしてください。

   かけらがあれば、捨てずに歯科医院へ。状態によっては、元にもどせる可能性があります。

 

(歯が抜け落ちた時)

抜け落ちた歯は、再植できる可能性があります。そのためには、歯根膜を傷つけないことが重要で      す。

NG ティッシュで包む→乾燥して歯根膜がダメになる。

           水道水で洗う。

   

OK  牛乳で浸す。

   牛乳がない場合は、ラップで包んで乾燥を防ぐ。

(歯がぐらぐらしている時)

エックス線写真を撮影して、歯の根の状態や周りの骨の状態を確認する必要があります。

動揺が、軽度な場合は、受傷した歯をできるだけ安静にして様子をみますが、明らかな動揺がみられる場合、両脇の歯と固定して安静を図ります。

また、頻度が低いですが、歯の根の破折や歯槽骨骨折で歯が動揺している場合は、受傷した歯が保存できるかどうかを診断する必要があります。

保存が可能と判断された場合は、固定処置を行って様子をみます。

歯だけの動揺の場合は1~2週間の固定ですみますが、歯根破折や骨折の場合は少し長めに(2か月程度)固定をします。歯ぐきよりのところで根が折れていたり、根が斜めに折れている場合などは、抜歯になる可能性もあります。

(歯が変色した・歯肉が腫れた)

歯の神経が死んでしまって歯の色が黒くなってきてしまった場合や、歯の根の先に膿がたまって歯肉が腫れてきてしまった場合などは、神経を抜くが必要になります。

 

いかがでしょうか?お口の中や周りというのは、出血すると唾液と血が混ざって思った以上に血が出ているように感じ

になると思います。ただでさえ、お子さんが転倒などで歯を折ってしまったり、唇などを大きく切ってしまったりした場合、お子さんだけでなく親御さんも気が動転してしまうことも多いかと思います。大したことないかもとは思わずに心配なことがありましたらいつでも藤原歯科医院にきてくださいね。

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