仕上げ磨きっていつから⁇どうしてる⁇|藤原歯科医院|神戸市垂水区学が丘の歯科・歯医者

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仕上げ磨きっていつから⁇どうしてる⁇|藤原歯科医院|神戸市垂水区学が丘の歯科・歯医者

仕上げ磨きっていつから⁇どうしてる⁇

こんにちは。藤原歯科医院です。

卒業シーズンになりましたね。進級、進学に向けて、夢や希望を抱いてるのではないでしょうか。

虫歯にならないよう気をつけたいのに、子どもが仕上げ磨きをさせてくれない…親としては気になりますよね。皆さんは嫌がる年齢のお子さまの仕上げ磨き、どうされていますか?

「歌をうたいながら楽しい雰囲気でやっています♪」
「パパやママも一緒に磨くと、お子さまも真似してやってくれますよ‼︎」

こんなこと言われても‥うちは嫌がって逃げ回りますけど(泣)という方も多いのではないでしょうか。

ではどうすれば良いのか?
今日は仕上げ磨きについてお話していきます!

子どもが仕上げ磨きを嫌がる理由は、仕上げ磨きが痛いからだったり、単純に口の中を触られる経験が少なく、拒否反応によるものや、ただ機嫌が悪いから歯磨きを拒否しようとしていたりとさまざまです。

スムーズな歯磨き習慣の獲得のためには、実は、歯が生える前から始めるのが正解なんです。なんでも口に入れたがる時期、4〜5カ月ぐらいから赤ちゃん専用の安全な歯固めブラシや専用歯ブラシを握らせて、歯ぐきでカミカミさせると、歯が生えたあとも自然と自分磨きを楽しんでくれますよ。ただ、ここで注意したいのが、かんで遊ぶ道具ではないので、最長でも1分程度で終了することをおすすめします。

また、このころにパパやママがおそるおそるでもいいので、きれいに洗った手で赤ちゃんの歯茎を優しく触りながらマッサージをすると、赤ちゃんも触られることに慣れ、歯が生えて来た時の歯磨きに備えることができますよ。

大体、赤ちゃんは下の前歯から生えてくることが多いのですが、ようやくここで歯磨きのスタートとなります。歯磨きといっても、最初はガーゼなどでぬぐうことからはじめます。
授乳・ミルク・離乳食などのあとに、ガーゼでお口を拭きますよね?そのときに、お口だけでなく、そのまま歯までぬぐえばいいのです。
歯を挟み込むようにして、歯茎ごと優しくゴシゴシと磨きます。

歯の本数が増えて、歯と歯茎の間、きわのところに汚れが溜まるようになってきたら、ようやく歯ブラシの出番です。

歯の面にブラシを直角に当て、1本ずつ軽い力で小刻みに動かすように磨きます。奥歯が生えてきたら、1本につき5~10秒程度は磨きます。1才以下では全部で1分程度、1才半では1分半、乳歯列が完成したら3分くらい磨くようにしたいですね。

また、無理やり磨くことは抵抗感を生み、嫌な気持ちを強めてしまうだけですから、そういうネガティブな感情が生じる瞬間を減らすことが大事です。
上手に歯を磨けたら褒めてあげる、それが子供に歯を磨くことの魅力を伝える鍵を握ります。
怒ったり怒鳴ったりするやり方は悪手ですし、力任せに押さえつけたり無理やりは逆効果なので、その反対のやり方を重視するのがベストです。また、歯磨きに慣れるまでの時間は個人差がありますので、焦らずに取り組んでください。

仕上げ磨きっていつまでするの?と疑問を抱きながら漠然と続けているご家庭や小学生くらいになれば、自分で磨いておしまい、となってしまっているご家庭もあるのではないでしょうか。
でも考えてみてください。
小学生の手先の器用さで、細かな部分まで歯ブラシを使って汚れを落とせるでしょうか?そんなの絶対無理!

この時期、生涯を通して使う一番大切な6歳臼歯が、乳歯の奥歯のさらに奥から、こっそりと生えてきます。
6歳臼歯が生えてきたことにいち早く気づいて、頭を出した瞬間から正しい方法で仕上げ磨きをしてあげられるかどうかで虫歯予防にもつながります。

とはいえ、本人にももちろん磨いてもらいましょう♪例えば、朝は本人に任せてOK。
夜もまずは本人に磨かせて、大人が全体をチェックして、永久歯の奥歯と磨き残しがあったらそこはきちんと磨いてあげるなど親子で歯磨きを楽しい習慣にしましょう‼︎

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